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 戸惑いの人々へ・・・レッドの結論・・・・・・。






PAS(red side) Phase.12 贖罪の旅路(後編)−ロケット団残党と−








 青年と翼となっている翼竜のポケモンが空を疾風のように駆ける。

ただ、山を目指して駆けていく、ひたすら真直ぐ駆けていく

カントーに派遣されている他のエージェントが、自分よりも早くその場所へと到着されたら

異常ともいえる協会の執着心によって彼等は再び自由を奪われ、下手をすれば命をも奪われかねない。

世間から見れば脱獄した犯罪集団を捕らえることが悪いことと思われない

しかも、あの事件の関係者ならば、そして今までの前科を考えれば

死をもって償うことも当然と考える人々も少なくない。





移動中はとにかくいろいろなことが脳裏に浮かぶ。


例えば他のエージェントに先回りされていた場合の対処法


例えば一度徹底的に叩いたと言うのに、自分の言葉が通じるのか


例えば昨日の自分の結論


例えば・・・・・・


ここ数年の思い出も一緒に一気に思い出されると、今から向かう場所が

仕事の最終目的地であるということと、覚悟を決める場所であることが分かる。




そして1時間、レッドはシロガネ山の麓に降り立った・・・・・・







身をもって知っているシロガネ山の広大な自然の中から

大人数を探し出すのは容易のようで難しい。

麓一面に広がる樹海は空からの捜索を阻む天然のカモフラージュ

でも実際は、空だけでなく陸路でもその歩きにくさと木々の影はそれとして効果がある。



それでも多少効果が薄い、陸路からの捜索をレッドは開始する。

樹海に入り込んで薄暗い中を必死に走る。

草木や石に足元を取られそうになりながら、走って探し回る。

はっきり言ってあまりにも広大な樹海から、彼等を探し出すのは・・・・・・

そんなことを再び思い始めた途端、丁度自分の真横から何かが飛び出してきた。


「ッツ!!」


辛うじてそれを回避すると、回避したそれは近くにあった木に直撃し

ジュクジュクと音を立てて木を溶かし始めた・・・。

流石にレッドも冷や汗を流す


「・・・“
ようかいえき”・・・・・・」



この時点でポケモンによる攻撃だということが分かった。

ではそれが、野生の意思かトレーナーの意思かの問題になる。



そしてその答えは・・・・・・






「・・・ヘヘ、解っていたけど・・・・・・ヤバイな。」

動きがとりにくい樹海の中で、レッドは複数の影に囲まれた。

全ての影はレッドに対して殺気を向けているのがはっきりと解る。

その証拠に、レッドの額から汗が流れ落ちた。



(どうする・・・どうする、オレ・・・・・・。)



周囲を囲む影が、一斉に攻撃態勢をとったことを直感的に感じ取ると

レッドはボールからプテを呼び出して背中をつかませて、上空へと飛び上がった。

しかし、それを読んでいたと言わんばかりに上空のレッドに真下から攻撃は放たれる。


(これは・・・・・・!!!)


れいとうビーム”、“はかいこうせん”、“サイケこうせん”・・・

3色それぞれの閃光が樹海の木々の隙間から飛び出てきてレッドを狙う。


「プテ、“
こうそくいどう”!!」


レッドの絶叫の命令通りにプテはその攻撃を避けながら高速で空を駆けるが

そうやって移動するプテとレッドに対して攻撃の手は止むことは無い。

いや、寧ろその真下からの攻撃の数は増えている。 そう、移動しているのに・・・



このシロガネ山の広い樹海は彼等を隠すカモフラージュなのだが

それは集合したことを隠すカモフラージュではなく、攻撃者を隠すカモフラージュである。


(・・・これは、罠・・・・・・!!)


恐らく、この反撃しにくい環境で追撃者を一方的に潰す罠。

広大な樹海に拡散して配置された彼等が、追撃に来た人間を確実に追い詰めて潰すことができるように

奥深く入れば入るほど攻撃は多方向から飛んでくる。

まるでこの樹海そのものが敵・・・・・・



「時間が無いんだ・・・!!」






限られた時間・・・

攻撃を“こうそくいどう”で回避しながら、プテが攻撃を回避するのにも限界がある。

それは、プテの技を放つエネルギーの底もそうであるし、高速状態でレッドの呼吸も限界であるし

なによりも、他のエージェントがここに介入されたら・・・・・・



(考えろ・・・短時間でこの樹海からアイツたちを引っ張り出す方法を・・・・・・)



ただでさえも酸素摂取が難しい現状で、思考することは本当に厳しい。

無論この間にも真下からの光線攻撃は続行されている。

恐らく、一時的に樹海上空から樹海の外へ着地したとしても、即座にその場所に攻撃を受けるだろう。

万策尽きたかと思ったが、隠し持っているマスターボールがガタガタと震えた。



(・・・確かに・・・だけど・・・・・・)



そのボールの中の存在ならば、この樹海もろとも吹き飛ばすことも可能であることは

首領時代に資料として見ているし、あの事件の時にその力は揮われて、その被害は見た。

迷う時間は無い。



(勝負は・・・一瞬!!)



レッドはプテに樹海の外に着地するように、大きな声で何度か叫んで伝えると

しばらくしてプテは樹海の外へと着地しすると、着地と同時にレッドはボールを2つ投げた。

そして、攻撃も着地したレッドに向けられた。


「ブイ、“
めいそう”!!」


静かに集中を始めるブイの前に、ゴンが仁王立ちして全ての攻撃から“
まもる”態勢をとった。

その間にブイはひたすら集中して念の力を高めていく・・・


「頼むぜ・・・キメリアン!」


レッドはさらにマスターボールからキメリアンをくりだした。

キメリアンはレッドと目を合わせると、何かの合図を目から受け取り、その合図を了承した。



広範囲殲滅形態(バーストフォルム)!!」



レッドの一声でキメリアンの形態が変化していく・・・

一つ一つの細胞が形と性質を変えて、両腕に砲塔が、両足に大きな鉤爪が形成される頃には

ゴンが限界をむかえて、戦闘不能に陥ってしまった。


「ブイ、頼む!!」


今まで集中していた念を解き放ち、樹海からの攻撃を念で無効化していく・・・

その間にキメリアンは力を蓄え始めた・・・・・・


「聞け!! 今すぐ攻撃を中止してこの樹海から全員出てくるんだ!!

さもなくば、この樹海ごとお前達を吹き飛ばす!!!」


レッドがそう絶叫する頃には、キメリアンの力は80パーセントくらいまで高まっており

十分にその力を発揮することが出来る状態になった。

そしてその状態のキメリアンを樹海の中にいる存在たちに見せる。

すると10秒しないうちに、樹海からの攻撃は中断された。

キメリアンの戦闘能力と恐ろしさを彼等は良く知っている。

あの事件において誕生した最悪の化け物が今再び、その力を自分に向けようとしているのだ



緊張の時が流れる・・・・・・



全ての団員を連れ出すにはそれ相応の場所が必要である。

レッドはポケモンたちをボールへと戻すと

自分の記憶を頼りに、近くのだだっ広い平地へと向って移動を始めた。








しばらく、移動するとその平地地帯に到着した。

そこは山特有の地形で水気が無く、乾燥しており、弱い植物は生きることも出来ない場所だ。

岩ポケモン、格闘ポケモンといった種類のポケモンたちが辛うじて生きる場所でもある。

周囲を見渡すと、ゴローンやイシツブテ、ゴーリキーたちがこちらの様子を伺っているのが解る。

レッドが一人待っていると、数人の影が見えてきた・・・



「やっぱりな。」



レッドが一人納得すると、視線の先には彼等の姿があった。






ロケット団 四聖獣・・・・・・



「・・・何か考えが有っての行動と思いますが・・・どのようなご用件でしょうか?」



朱雀のエッジ・・・

バトルコンセプト「刃」

執事のような口調で話す赤地のスーツの男。年は20代後半

雰囲気は優しそうなのだが、その雰囲気と戦闘方法は全く一致しない。




「大した用件で無いのに、あんな壮大な脅迫をしてくれちゃったのぉん?」



玄武のウィップ・・・

バトルコンセプト「鞭」

服装も含めて典型的サディスティックな金髪の女王様。年は30代なりかけ位

見た目も戦闘方法もほぼそのまま。イメージ通り。




「くだらない用件なら・・・ブリッラーレさせますよ??」



青龍のボム・・・

バトルコンセプト「爆」

イタリアチックな雰囲気を醸し出す(何故かフランスも混じっている)陽気な男。年は20代後半

陽気な雰囲気と一緒で、明るく全てを吹き飛ばすような戦闘方法をとる。




「・・・・・・いずれにしろ、こちらも聞きたいことがあるんでな・・・・・・。」



白虎のニードル・・・

バトルコンセプト「針」

眉無しスキンヘッドの興奮剤常飲者。年齢は20代後半

非常に凶暴で、四聖獣の中では最も危険な存在。リーダー格のようだ。





「お前たちはどうせ、あの樹海のような戦法をとって追撃者を潰していくつもりだろ?」


レッドの問いかけに彼等は素直に答えた。


「・・・だとしたら、何だ・・・・・・」


ニードルの低くドスが聞いたような声で質問は回答される。

少々怒っているのかもしれない。当たり前だが・・・


「結論から言う、オレは、・・・お前たちを助けたい。」


その一言を口から話した瞬間、ニードルの拳が自分の顔面を横から捉えた。

鈍い音と口の中の鉄の味が、殴られたことをリアルに示す。


「・・・どの面下げて、テメェはそんなこと言ってんだ・・・オイ。」


胸倉を掴まれて至近距離で視線が合う。

その瞳には純粋なる怒りが宿っていることがよくわかった。



「あの時、命を助けてもらったことには感謝する。

・・・だがな、それで何もかもが許されるって事じゃあねぇだろ?」



「わかってる」



ニードルはさらに胸倉を掴む力を強めて怒りを露にした。



「わかってるだ? だったら、尚更意味不明なこと言ってんじゃねぇ!!」



至近距離で怒鳴られると逆上しそうになるが、それを抑えて平常心を保つ。

すると、ニードルは語りはじめた・・・



「あの後、オレたちがどうやって此処まで来れたのか知っているか?


お前に畏怖して逃げ出すもの、未だに病院で苦しむもの、手持ちを全て失ったもの


その数は残党の約半数。その後、協会の追撃者を退けながらの


戦いと逃げ隠れの日々を送るうちに、また、一人二人と団員達は減っていった・・・


そういう仲間達を除いて、まだやる気のある人間と、お前への復讐心を持つ人間だけが


今日、あの樹海に集結して最後の反撃に出た・・・・・・。」



睨まれながら、胸倉を掴まれながら、語られた言葉には

怒りが嫌というほど込められていて、彼等の苦しみの日々が伝わってくる。

憎しみの輪廻に取り込まれてしまった彼等は、自分と同様に

流れていた時に気付くことなく、時に取り残されてしまっていた。

だがそれは、自分の責任であり・・・・・・



「だったら、尚更オレはお前たちを助けなくちゃいけないんだ!!」



それが彼等にできる、精一杯の贖罪。

憎しみの輪廻を断ち切るのには、誰かが輪廻の中で憎しむことを止めなければならない。

そして、それを果たさねばならないのは、自分自身。



「・・・話にならねェ!!」



ニードルはレッドを胸倉を掴んだ状態から投げ飛ばすと、レッドは大地に叩きつけられた。

その間に、四聖獣たちは各々ポケモンたちを呼び出した。

レッドが対応しようとボールを手に取ると、周囲に隠れていた大勢の団員が一斉にポケモンをくりだした。



「・・・勝負ありだ・・・・・・」



ニードルの声で辺りを見渡すと、上空と地中以外の全方向を取り囲んでいる団員のポケモンたちが見える

レッドは静かに、ボールを片手に目を閉じた・・・



どうか・・・



どうか・・・



オレに・・・




輪廻を断ち切る力を・・・・・・!!




その動作を隙と見た、団員のポケモンたちが一斉に襲い掛かった


「うぉおおおおお!!!」


レッドのボールから呼び出されたプテは、レッドの翼となると一気に上空に退避した。

退避することを予め予測していた他の団員のポケモンたちが一斉に攻撃を開始する。

真下からは、襲い掛かってきたポケモンたちの攻撃が迫る・・・!!



「くぅッ!!」

その時、レッドとプテが極限の同調を見せた。



プテは錐揉み状態で下降しながら“
はかいこうせん”を撒き散らした。

回転しながらの下降で攻撃を回避しつつ、その回転を利用して“
はかいこうせん”を撒き散らす。

攻防一体の反撃で、地上にいたポケモンたちを一気に吹き飛ばす!



「もう、たくさんだ・・・・・・。」



着地したレッドの一言に戦場の時が止まった・・・



「オレなんかの為に、もう、他人が傷つくのも、死ぬのもたくさんだ・・・・・・。」








頬を伝った熱い熱い雫。


ジムリーダー、ポケモン、ロケット団残党、そしてクリム・・・


加えて、向こうはどう思っているか知らないが故郷の仲間たち。


全ての人々と全ての命が、自分を支えてくれて、自分を助けてくれて、そして


自分の為に不幸になり、傷つき、命を落とし・・・・・・


後悔と自責、死にたくなるほどの自己嫌悪。


上に立つもので在ったはずなのに、下の存在を不幸にすることしか出来ない自分に


激しい怒りと、絶望を覚え続けたこの数年間。







熱い雫を見た団員たちとそのポケモンたちは攻撃を中断した。

そして沈黙と静寂が周囲を包んだ・・・・・・










「・・・だったらお前は、俺たちをまた・・・・路頭に迷わす気か?」



沈黙を破るニードルの言葉にレッドは、涙を堪えて答えた。



「時間はかかるかもしれない・・・だけど、そうはさせない・・・。」



言い切ったレッドに、ニードルは諦めた様な笑みを浮かべた。


「・・・・・・具体的にどうするつもりだ?」


当然の質問だろう

そんな方法があるというのならば、初めから手を打っている。



「・・・ロケット団を、解散、解体する。」



レッドの言葉にどよめきが起きる。

そのどよめきを会えて静めずに、ニードルは質問を続行する。



「・・・それで?」

「全員をオレの責任で社会復帰させる。」



再びどよめきが起こった。

一件不可能、またはありえない話だと思うが

元々、社会に馴染めない人間の集まりながらも、上からの命令に従う心は

しっかりと持ち合わせていたので、裏を返せば彼等はまじめな人間なのだろう。

ただ、何かのきっかけでそういう風に心が変化しただけに過ぎないのだ。



「・・・・・・そういうことか・・・・・・」



ニードルが納得の一声を出すと、周囲の団員に問いかけた



「・・・・・ついていきたいやつ、いるか?」



どよめきと混乱、困惑。憎むべき対象の言葉を信用できるものなのかと

団員達の間にあきらかな迷いが見える。

だが、四聖獣たちは既に答えは出ていたようで、レッドの前に4人が並ぶ




「・・・再び主人と呼ばせていただきたいのですが?」


「フフフ、信用の価値は在ると思うわぁ。」


「君はもうアッフィダービレだ。ベンスィ・・・」


「・・・・・・達成されなければ、いかなる手段を持ってでもお前を殺すまでだ。」




レッドという人間の犯してきた罪は重い。

しかし、それ以上にこの男の涙は信用に値するとの判断だった。





四聖獣たちの言葉にもの凄く救われた気がした。

信用されることの嬉しさをこの時、大きく感じた。

四聖獣たちがレッドの意見に賛同すると、他の団員達も一斉に賛同を始めた。


「あ・・・ありがとう」


自然と出た感謝の言葉に、涙が出そうになった。

全ての時間が一つにまとまり始めて、始まろうとしている。


「・・・そういえば・・・・・・。」


皆に聞こえないように呟いて、あることを思い出した。

それは空白の2年間のことだった。



(これからすべき行動は、知らないわけじゃない・・・・・・)



あの時、勉強したことが今に生きる。

これも“彼”に予期されていたことなのかもしれない

だが、今まで積み重ねてきた経験と苦労が

今の自分を構成する礎となり、これからの道を示す糧となる。

無駄なことなど存在はしないのだ。










「行こう・・・これが、これがオレたちのスタートラインだ。」

青年の真直ぐな声が戦場の存在に伝わると、彼等は歩き出した。

行き先が解らないのに追われる身となったが歩き出す。



「レッド・・・いや、首領(ボス)・・・コレを・・・・・・」

「・・・ヘヘヘ、さーて、これから忙しくなるな・・・。」



ニードルから受け取った黒地のスーツに腕を通し、黒いネクタイを身に着け

今まで来ていたボロボロの服をかばんの中にしまうと

そのかばんをロケット団員の一人が預かる。

レッドは、いや、ブラックは再びロケット団の首領として動き出した。

胸に輝く赤い「R」のエンブレムは無いが、その姿は凛々しく、気高く、力強く

皆に向ける背は、大きく、広く、皆の視線を浴びる目印となって

その両腕は人々を導き、ポケモンを導き、優しさを帯びている。 ただ、右手の傷を隠して・・・







レッドの結論は“究極の自己犠牲”だった。

彼が犠牲にして得たものは、多くの人々を導く力。

ただ、犠牲にしたものは彼自身だった

自分の時は無くなり、自分の利益は少なくなっていく・・・

しかし自分自身が崩壊する可能性を秘めたその結論には、ちゃんと自分の幸せを得る術が存在する。



それが“開放”。

ただ、それを得るためにはたった一つしか術はない

それが“死”。

そしてそれを得るために自分の時を犠牲にして、他者を導く。

それが“究極の自己犠牲”。

これがレッドの、そしてブラックの結論だった。



ただし、この結論に至ったからといって絶望するわけではない

前向きに生きることに意味があり、時を充実させて、初めて後悔せずに実行することができる

後悔無く死んで、向こうの世界でクリムに会えるのならばそれで満足

故郷の心残りは親友に託し、後は、限界寸前でポケモンたちを逃がしてあげれば完璧

キメリアンだって今まで見せてきた自然の暖かさと、クリムのような人間を知ることが出来た。

これから先、何も困ることなく生きていける。人間を信頼できる今のキメリアンならば

それだけの力をこの旅で教えてきたのだから・・・






青空の下、真直ぐな視線の先にいったい何が待っていて

そして何を学び、失い、得ていくのだろうか

唯一つ解っているとすれば、この姿になった以上、自分の使命は果たす。

ブラックは右手を見つめて、握りこぶしをつくると

一人、前へと歩き始めた。その後を残党たちがついてくる。

その顔は暗く曇ってなどいない。明るく前向きで凛としている。






今、また旅が始まる・・・・・・








この後、彼等は消息を絶つ。

いかなる協会の探索と捜索も効果はなく、見つけ出すことは出来なかった。

どれだけの出会いと別れ、そして喜びと苦しみ、悲しみと怒りを味わうのかは解らない。






それでも









時は、また流れる・・・・・・










Phase.13へ・・・