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立ちはだかるは魔性の女・・・・・・、ブルーとイエローの戦い・・・・・・。





エレベーターは上に進む。

“彼”が待つであろう最上階を目指して・・・。

3人の心には闘志と不安が入り混じる。

壊れたドアの先には、機械やケーブルが見えてエレベーターの構造が分かる。

最上階を押したボタン。

だが、エレベーターは2階で止まった・・・。

壊れたドアの先に広がるのは

薄暗い闇・・・。











 PAS 第14話 鞭と霊! バトルタワー2階、3階の戦い!!













「2階のボタンなんて押してないわよ?」

ボタンの近くでエレベーターに乗っていたブルーはとりあえず2人に弁解する。

ブルーはもう一度最上階へのボタンを押した。 それから5分ほど経過したがエレベーターは動作しなかった。

「エレベーター壊れちゃいましたか?」

イエローはブルーに質問してみた。 ブルーは顎に手を当てて黙りこくってしまった。


(通常にエレベーターは動作していた・・・。扉が壊れたから動作しないなら始めから動作しないハズ・・・。)


ブルーが考え込んでいると、一人沈黙していたグリーンが何かに反応した。

「・・・お呼び出しのようだ。 此処からは階段だ。」

そう言うとグリーンは一人エレベーターを降りて2階のフロアに足を踏み入れる。

「イエロー、私達もついていきましょう。」

「はい!」

ブルーとイエローの2人もグリーンの後をついて行った・・・。

















薄暗い通路を進むと、いつの間にか一つのバトル場に出ていた。

間違いなく階段のあるほうに進んでいたのだが・・・。

「・・・誘導されという訳か。」

グリーンが呟くと、2人の顔は青ざめ始めた。

「グリーンさん、冗談はやめてください・・・。」

イエローは今にも泣きそうな声だ。 

このバトル場も薄暗く、電灯一つ点いていない。 その為か非常に不気味な雰囲気を醸し出している・・・。

いかにも何か出そうといった雰囲気だ。 肝試しには最適だろう。

薄暗いバトル場のどこからともなく声が聞こえ始める・・・。



「フェフェフェ・・・。 迷いの霧に導かれたね・・・。」



その声を聴いた瞬間、グリーンが反応する。 どうやら聞き覚えのある声のようだ。

「グリーン、3階で待っててやる。 この先の階段を使いな・・・。」

すると、バトル場の一箇所だけ明かりが灯される、そこには扉が一つある。

「残りは此処で、四聖獣と戦ってもらうよ。 フェフェフェ、グリーン無しで勝てるかねェ・・・。」

「・・・オレが此処に残ると言ったらどうする?」

グリーンは、何処で聞いているとも知れない声の主に問いかける。

「フェフェフェ、別にいいんだよアタシぁ。 その代わり、今から他の侵入者を闇打ちに行くからねェ・・・フェフェフェ。」

“他の侵入者”という言葉にブルーが過剰に反応した。

「シルバー・・・、クリス・・・、ゴールド・・・。」

ブルーの顔には焦りと不安の表情が容易に読み取れるほど、ブルー動揺していた。



ブルーは後輩達から良き姉貴分と慕われている。ブルー自身もそんな後輩たちを弟、妹分として非常に可愛がっていた。


「アンタねぇ!! もしも後輩達に指一本でも触れてみなさい!!絶対に許さないから!!!」

珍しくブルーは声を荒立てて声の主に怒鳴る。 そんなブルーを見たグリーンはブルーの胸中を察し、ブルーの片方の肩に手を置いた。

「・・・行ってくる。」

グリーンはそう呟くと、一人で扉に向かい歩き始めた・・・。






(アイツの幸せを奪うというなら・・・・・・。 オレが潰す・・・。)





一人、心で静かに怒りながらグリーンは扉の前に立った。

「・・・先にアイツの所へ行く。 4階で待っていると他のやつらに言って置いてくれ・・・。」

「わかったわ・・・。 ・・・必ず4階で待っててよ。」

グリーンは、ブルーとイエローの二人を残して扉を開ける。

そして、一人先に進んでいった・・・。
















 グリーン先に進んでからしばらくして、 バトル場の電灯が灯されると一人の女性がブルーとイエローの前に姿を現した。

「あら、かわいい子猫ちゃんねぇ〜。 お姉さんが可愛がってあげるわよぉ。」

ブルーとイエローは突如現れた謎の女性に警戒していた。

「そんなに怖がらなくても大丈夫よぉ〜。 優しくしてあげるからねぇ〜。」

イエローはその言葉を聴いた瞬間、全身に寒気が走った。 ブルーもより警戒を強める。

それもそうだろう。 現れた女性は、金髪に黒い瞳、黒いワンピースに赤いハイヒール。 真っ赤な口紅をして紫のマスカラ。

そして、胸にきらめく赤い「R」のエンブレム・・・。

「ご紹介が遅れたわねぇ〜。 ワタシは、ロケット団 四聖獣 玄武のウィップ。 よろしくね、子猫ちゃん。」

自己紹介が終わると、おもむろにウィップは腰に手をやると何か手に持った。 そして手に持った何かを舌で舐めた。




「ワタシのお気に入りの一本。 頑丈だし、良く撓るの。」




笑みを浮かべながら、一本の黒い鞭を両手で引っぱってアピールする。

2人の顔が青ざめ始めた。 ウィップはコツ、コツと音を立てながら2人に接近する。

そしておもむろにブルーの顎に片手を当てて上を向かせて、目を合わせる。

「キレイなお顔ねぇ〜。 このお顔が苦痛に歪むところを想像するだけで悶絶しちゃいそうだわぁ〜。」

ブルーはキッとウィップを睨みつけた。 

「フフ、可愛いわねぇ・・・。 そんな気丈な娘をいたぶるの、お姉さんの趣味よ。」

ウィップはブルーの顎から手を離すと、少し距離をとった。 そしてもう一方の手に持っていた鞭でバトル場の床をピシャリと強打した。

すると、ウィップの後ろに一匹のポケモンが姿を現した。 ウツボットだ。

「さぁ、ウツボット“
つるのムチ”!!」

ウィップは再び手に持った鞭で床をピシャリと強打すると、ウツボットはつるを鞭のように撓らせてブルーとイエローを狙う。










「「!!!」」










間一髪、ブルーがイエローを抱え込んで横っ飛びをして辛うじて回避した。 攻撃の外れたウツボットのつるは、床を強打すると接触した床はヒビが入った。

まず、人間がこの攻撃を受けたら骨折は免れないだろう。 当たり所が悪ければ、即死も考えられる。

ブルーとイエローはその攻撃力に畏怖した。 しかし・・・





「私たちは、ここで負けるわけにはいかないんです・・・。」






イエローは静かに呟いた。


イエローの意外な台詞にブルーは再び驚いた。
 
だが、イエローの決意の固さが分かっているブルーは、ボールを一つ手に取るとウィップに勝ち誇りの笑顔を見せる。

「言っとくけれど、この娘の本気は凄いからね・・・。」

イエローもおもむろにボールを一つ手に取った。

「ブルーさん、いきましょう!!」

「ええ、やってやろうじゃない!!」

2人は臨戦態勢をとると、ウィップを睨む。

「かかってきなさい、子猫ちゃん・・・。 たっぷり、いたぶってあげるわぁ〜。」

















「オムすけ、“
れいとうビーム”!!」

オムスターのオムすけの攻撃は攻撃は、当たりはするのだが、決定的なダメージにならない。

先ほどから、ウツボットの“鞭”による攻撃は回避できているのだが、反撃に転じられるほどの技量が2人はなかった。

「イエロー、がむしゃらに攻撃しても駄目よ。 ちゃんと、タイミングをしっかり見極めないと・・・、また、鞭がくるわ!! 避けて!!!」

ブルーとイエローは何とかウツボットの攻撃を回避した。 

「子猫ちゃんたち、もう無駄な抵抗ということがわかったかしら・・・? おとなしくお姉さんにおしおきされなさい。」

鞭を引っぱりながら、笑顔を浮かべるウィップ。 それに対してブルーとイエローは焦りと疲労が表情に出ていた。




(打開策が浮かばない・・・。 どうしよう、このままじゃ・・・。)




 ブルーは焦りのあまり腰に手をかけてボールを取ろうとしたが、誤って何かの道具を落としてしまった。

落ちた道具を見た瞬間、ブルーは目を一気に輝かせた。




(コレがあったじゃない!! コレなら・・・、アタシとイエローでも十分、いや、十二分に勝ち目はある!!!)




ブルーは自分のかばんから、図鑑を取り出すと“コレ”を図鑑のジャックに、“コレ”のプラグを入れて接続した。

「イエロー、今から反撃するわよ・・・。 わたしの言うことを良く聞いて。」

ブルーはイエローにみみうちした。

みみうちの内容をきいたイエローは疑問の表情をしていたが、ブルーの言うことだから間違いはないだろうと思い、

とりあえず従ってみることにした・・・。


「ブルーさん、いきます!!」

「こっちは準備OKよ!!」


イエローはオムすけに再び攻撃を命じる。 それと同時にブルーは図鑑にとある操作する。

すると、ブルーが接続した道具から細い赤い光が放たれて、ウツボットの下腹部あたりを指した。


「オムすけ、あそこに”
れいとうビーム”!!」


オムすけの口から、白い光線が放たれる。その光線は的確に赤い光の先を捉えた。 

すると、ウツボットは氷付けになりそのまま戦闘不能になってしまった。

「あら、子猫ちゃんなかなか凄い攻撃ができたのね・・・。 だけど、ウツボットはもう一体いるから安心してね。」

ウィップはまた床を鞭で強打すると、先ほどとは別のウツボットが姿を現した。


「ウツボット、子猫ちゃんのポケモンも悶えちゃうような“
つるのムチ”!!」


ヒュンと空を切ってウツボットのつるが迫る。 しかし、その攻撃が直撃するよりも先に、またブルーの道具から赤い光が放たれた。

そこにオムすけの“
れいとうビーム”が直撃し、ウツボットを氷付けにしてまた戦闘不能にしてしまった。


「鞭のお姉さん、もっと強いポケモンじゃないとウチの娘は倒せないわよ。」


ブルーは、頬に手を当てて高笑いをし始める。 イエローはいかにももうコレが精一杯に近いみたいな表情をブルーに見せたが、

ブルーはウインク一つでそれを流した。

そして、ブルーの高笑いが気に障ったのか、ウィップは今まで以上に鞭で床を強打すると、今度はモンジャラが現れた。


「モンジャラ、あの子猫ちゃんの高笑いを止めて頂戴・・・“
つるのムチ”!!」


モンジャラが“
つるのムチ”の動きに入った瞬間にブルーは図鑑にとある操作をするとまたあの道具から赤い光を放つ。

今度の光の行き先は、モンジャラの中心部。 目のある所だった。 それを確認すると、イエローはまたオムすけに“
れいとうビーム”を命じる。

そしてその攻撃は見事にモンジャラを捉えると、一撃でモンジャラを氷付けにして戦闘不能にする。


「ほーほっほっ!! あら、タイプ相性も把握できないほどのトレーナーが、ロケット団 四聖獣!? 笑わせないでよ。」


ブルーはまた、頬に手を当てて高笑いを始めた。 

先ほどよりも大きな声での高笑いは相当ウィップの気に障ったようで、ウィップは手に持った鞭で床を何回も強打する。


「偶然が何度か続いたぐらいで、勝った気でいるなんて・・・。 どうやら本当におしおきされないと分からないようねぇ・・・。」


ウィップがまた床を強打すると今度は、オクタンが姿を現わした。

ブルーはまた図鑑にとある操作をする。 イエローはオクタンに有利な属性をもつピカチュウのチュチュにポケモンを交代させるためにオムすけをボールに戻した。

しかし、その隙にオクタンはイエローに接近していた。


「オクタン、そこの金髪の子猫ちゃんをに“
からみつく”!!」


イエローは避けるまもなく、オクタンに絡みつかれた。 オクタン特有の粘液でぐじゅぐじゅの足がイエローに絡みつくと、

ゾクゾクとなにか背筋にはしるものを感じた。 その感覚にイエローはその場に硬直してしまった。


「あら、可愛いほうの子猫ちゃんが捕まってくれたわ・・・。 いたぶってあげるチャンスよねぇ・・・。」

「ふるぅさぁぁん・・・、た、ぁぁぁ、はるけてくださいぁああい。」


イエローはオクタンの攻撃によって呂律がうまく回らなくなっていた。 ブルーはイエローを助けようとボールからピクシーのピッくんを呼び出した。

「ピッくん、イエローを助けて“
ゆびをふる”!!」





(人助けに神頼みって・・・、ブルーさん・・・実は私のこの状況楽しんでません??)





イエローの泣きそうな心の叫びはブルーには届かず、ピッくんは指を振り始めるとピッくんは怖い声で“
ほえる”を放った。

すると、イエローを拘束していたオクタンは怯えてしまい主人であるウィップのもとへ逃げてしまった。

その隙にイエローは体勢を立て直し、ボールからチュチュを呼び出した。

ウィップは戻ってきたオクタンを見つめると、手に持った鞭で折檻を始めた。 そのあまりの光景にブルーもイエローも顔を青ざめさせる。

数分は折檻していたのだろうか、いつの間にかオクタンはウィップの手によって戦闘不能になっていた。

ウィップは2人を睨みつけた。






「よくも・・・、よくも・・・、ワタシのオクタンを・・・。 こんなひどい目にあわせたわね・・・。 子猫ちゃんたち、必ずおしおきしてあげる!!」







((え・・・? 私(アタシ)なにもしてないし・・・。 自分でやったのに・・・なんで?))







2人の心の声が伝わるわけも無く、ウィップはまた鞭で、床を強打する。 すると今度は、ドククラゲが現れた。

「ドククラゲ!!そこの悪い子猫ちゃんたちを捕まえなさい、“
まきつく”!!」

ブルーの道具から放たれる赤い光。 今度はドククラゲの額にある赤い部分を指していた。 イエローはチュチュに攻撃を命じる。



「チュチュ、“
10まんボルト”!!」



放たれた電撃は、赤い光に指された場所を的確に捉えてドククラゲに会心の一撃を与える!!

その一撃を受けたドククラゲはそのまま戦闘不能になった。 ウィップはポカーンとその状況を見ていた。

「バ、バカな・・・。 全て一撃で倒された?? 」

ウィップはいつの間にか、手から鞭を落としていた。 そんなウィップにブルーは話しかけた。

「アタシの開発した、“クルティカルポインター”凄いでしょ。 全てのポケモンに平等に存在する急所。 それをポケモン生物学的に分析、そうするとね

どんな個性を持った、もしくはどんな大きさでも共通した急所が必ず存在するの・・・。 そこをもしも戦闘中に知ることができたら・・・。ある程度の技量は

必要だけど、的確にそのポイントを狙うだけで必ず急所をつける・・・。 コレはそれを教えてくらるツールなのよ。」

ブルーはウィップに説明した。 ブルーはもう勝利を確信していた。

「それが実用できるとして、どうやって300種以上のデータをどうやって・・・。」

するとブルーは惜しみなくウィップにポケモン図鑑を見せつけた。 すると、ウィップは落としてしまった鞭を拾いなおすとまた床を鞭で強打する。







「あらそう・・・。 もういいわ・・・。 子猫ちゃんたち、だったらこの子の急所を捉えるができて?!」





そこに現れたのは、全体が灰色をしたカメックスであった。 明らかに今までのポケモンと雰囲気が違う・・・。 唯一、似た雰囲気を持っていたポケモンといえば

エッジが使っていたチルタリスに似ていた。


「玄武、カメックス・・・。 フフ、さぁ折檻開始よ・・・。」


その灰色のカメックスは水砲を2人に向けた。 ブルーはその間に“クリティカルポインター”を動作させるために図鑑を操作する。

そして、動作させた・・・。 ポインターの光はカメックスの顔を指した。 しかしここでブルーは気付いた。


(カメックスは自身の急所を甲羅にこもって隠せる・・・!!)


ブルー自身、カメックス使いなのでカメックスというポケモンの特徴は相当理解している。 急所をつけなければ四聖獣を一撃で倒すことは不可能だろう。

長期戦になればなるほど、玄武の威力をその身をもって味わうことになってしまう・・・。 ただでさえも戦闘能力が低い2人である。

グリーンが居ない今、通常に対峙したらこの一匹の前に敗北は必至だ。 さらに、ウィップの余裕も気になるところである。

“弱点を探ることができて”この言葉からも、本当に同じカメックスの弱点をついて勝てるかどうか疑わしい・・・。



「来ないなら、こちらからいくわぁ〜、“
ハイドロポンプ”!!」



玄武 カメックスの水砲からものすごいスピードで水が放たれた。 その水を辛うじて回避する2人。 

回避して行き場をなくした水はそのまま壁に激突すると、壁を突き破った。 

この威力はブルーのカメックスの“
ハイドロカノン”と同等クラスの破壊力を持っているように見える。



その戦慄の光景に、2人の顔は青ざめた。 










「イエロー、一つだけ策があるの聞いてくれる?」







ブルーは何時に無く真剣な顔つきと声でイエローに話しかけた。

「アタシが、あのカメックスの水砲を封じるからその隙に急所に思いっきり“
10まんボルト”を叩き込んで。 できるわよね?」

「やってみます・・・、いや、やれます!!」

2人は見つめあうと、お互いに目を閉じて集中する。 そして・・・




「子猫ちゃんたち、折檻始めるわよ!!」




ウィップの声にあわせて玄武カメックスは再び水砲を2人に向けた。 2人は目を開けるとブルーはボールからカメックスのカメちゃんを呼び出した。

イエローはチュチュに攻撃内容を伝える・・・。





「カメちゃん、最大出力“
ハイドロカノン”!!」


「同じカメックスだけど、玄武にかなうはずが無いでしょ。 折檻よ、“
ハイドロポンプ”!!」




互いのカメックスから膨大な量の水がものすごいスピードで放たれる。 そしてその水はぶつかり合い純粋な力比べとなった。


「玄武にかなうはずが無いでしょう!!」


「こんなところで負けられないのよ!! まだ、バカを連れ戻してないから!!!」


お互いの意地のぶつかり合いである。 完全に5対5の比率で押し合っている。 イエローはその隙にチュチュに攻撃に向かわせる。




「しぶとい、早くあきらめておとなしく折檻されなさい!!」


「だから、こんなところであきらめるわけにはいかないのよ!! 上の階であの人も待ってるはずだから!!!」






ブルーの絶叫と同時に、カメちゃんの水砲が玄武の水砲の威力を上回り始めた・・・。 





「押し返せ!!カメちゃん!!!」





水砲は完全にカメちゃんが上回り、玄武カメックスの水砲を押し返してウィップもろとも吹き飛ばした。



 しかし、それでも立ち上がる玄武カメックスとウィップ。

ブルーも、カメちゃんもヘトヘトで、少し休息が無ければ次の攻撃には移れない。

そのチャンスに、玄武カメックスはまた水砲をブルーに向けた。 ウィップは笑みを浮かべると、玄武カメックスに攻撃を命じる・・・!!











そこへ、イエローのチュチュが駆けつける!!






「今よ、イエロー!! 全力の電撃で攻撃よ!!!」





イエローは右手を高く上げて、チュチュに命令する・・・。














「チュチュ、“
10まんボルト”!!!」


















イエローの絶叫とチュチュの電撃の閃光の果てに、倒れたウィップと玄武カメックスの姿があった・・・。











 第15話へ・・・